多羅葉という木を教えられて 〜母を思い出す〜
夕方、床屋へ行こうと家を出た。
今日は朝から天気が良かったので、写真をとりながら
ゆっくり散歩をしながら床屋へ向かった。
PentaxK-1 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 Limited f/1.8 31.0 mm 1/125 ISO/100
通勤時、駅までの道に立っている木に花が咲いていた。
今日気が付いたわけではないけど、
陽の光を浴びて、綺麗だったので、ここでも撮影。
撮影が終わり、先に進むと、前から歩いてきた女性に声をかけられた
「そのお花を撮影されていたのですか?」
「はい。光があたって、綺麗だったので」
「この木は多羅葉というんですよ。でも案内板に「ボケ」と書いてあるんですよ。
おかしいんですよ。」
「多羅葉の葉は裏に文字が書けるので、郵便の木にもなっているのですよ。」
全く面識のない女性でしたが、
いろんなことを教えてもらった。
私の母も
よく「これは・・という木でね」と話す人で
ついつい、母親を思い出してしまった。
まだまだ元気ですが、手紙でも(メールでも)送ってみようかな・・・
私より年上の その女性は
「すいません。突然話かけてしまいまして・・・」
と、帰って行った。
なんとも不思議な時間だった